法人情報|日本衛生管理者会

会長挨拶

2024年10月に日本衛生管理者会を設立いたしました。

これまで、労務と労働衛生について活動を行ってきました日本衛生管理者ネットワークの名称や役割等を刷新し、新たに日本衛生管理者会が誕生いたしました。

衛生管理者制度が誕生した時代は、工業が日本の中心的な産業であり、長く化学物質管理が労働衛生管理の中心となってきました。しかしながら、時代の変遷を受け、個人を取り巻く健康影響要因は直接的な有害物から、少子高齢化の進行と働き方の変化に伴う心理社会的なストレス、さらにはメンタルヘルスなども衛生管理者の管理範囲となってきています。そして、疾病にたいするアプローチだけではなく、一次予防による健康影響要因の芽を未然につみとることが強く求められています。

日本衛生管理者会は、企業に専属の衛生管理者と深く連携サポートし、能力向上や知識そして実務の醸成をしながら、衛生管理者のコミュニティをつくっていく日本で初めての組織です。

さらに、労働安全衛生法第一条には、労働基準法と相まって管理する重要性が謳われています。そのために自然科学と社会科学を融合しながら、包括的な人材-職場管理を展開するためにも、産業医はもとより人事労務や管理監督者、弁護士・社労士・労働衛生コンサルタント・心理職・保健職等が各々の視点からディスカッションして、総合的な結論を導くことも主眼にしています。

もう一つ、衛生管理者が直面する具体的に何をどうするべきか?すなわち、実務を習得することができるのも日本衛生管理者会の大きな特色です。

これからの時代を支えていくために、組織と個人が継続してWIN-WINの関係を構築することがもとめられているため、人事労務に衛生管理者を組み込みながら、単なる健康問題として捉えるのではなく、新らたな価値観を産み出す組織と個人の活性化のために、日本衛生管理者会は衛生管理者の自律と自立を目指して活動を展開していきたいと思います。

一般社団法人日本衛生管理者会
会長 對木 博一

組織概要

法人名
一般社団法人 日本衛生管理者会(法人番号 8021005011774)
法人名(英名)
Japan Association of Health Supervisors, General Incorporated Association(略称JAHS)
設立日
2024年10月1日

第一期役員(理事・社員)

代表理事(会長)

對木 博一
一般社団法人日本衛生管理者会

理事

菅 琴美
一般社団法人日本衛生管理者会
髙𣘺 伸崇
一般社団法人静岡県産業環境センター
牧野 裕志
まきの社会保険労務士事務所

主幹

磯部 香
木月社労士事務所
金澤 忠
企業安全衛生担当
金子 達也
法律事務所シリウス
小林 由季
企業人事部
菅原 久克
公務員
須藤 豪
企業人事部
近嵐 修一
株式会社DNPテクノパック
内藤 由美
保健師
林田 泰斗
東京医科大学病院
船山 いずみ
イーストメディカルクリニック
宮坂 洋
明和ゴム工業株式会社

更新日:2024年10月8日

会員入会情報

総会員数

集計中

うち第一種衛生管理者

集計中

うち第二種衛生管理者

集計中

うち衛生工学衛生管理者

集計中

うち産業医

集計中

うち人事労務担当者

集計中

その他

集計中

更新日:2024年10月1日

事務局・ロゴマークについて

事務局

〒252-0321
神奈川県相模原市南区相模台4丁目6番11号
一般法人社団 日本衛生管理者会

一般法人社団 日本衛生管理者会 一体型ロゴ 一般法人社団 日本衛生管理者会 横並びロゴ

日本衛生管理者会のロゴマークは、理事も主幹も一体となって考えた、思いのこもったものです。

自然を感じさせる緑色と、雪の結晶やハチの巣など自然界にもよく見られる六角形で、幅広く【 調和 】を意味し、風水で言われている、六角形の【 安定 】のパワーの増幅を願って考案いたしました。

また、六角形は日本では「亀甲」文様という、縁起の良い図形ともされています。
「鶴は千年、亀は万年」という言葉があるように、私たち日本衛生管理者会も末永く繁栄し、労働衛生に携わる皆さまをサポートしていければと考えております。

設立趣意・事業内容

日本衛生管理者会

80年弱の歴史がある衛生管理者制度ですが、時代の変遷とともに、衛生管理者の活動範囲と内容は、大きく変化しています。
様々な専門家をコーディネートしつつ、人材の能力活用や健康確保をしながら、労働衛生管理の運営を担っていくという非常に大きな役割を担っている衛生管理者。
衛生管理者のコミュニティをつくり、支えていくために「日本衛生管理者会」を設立することに至りました。

目的

衛生管理者及び労働衛生にかかわる人材が、教育と研鑽に根ざした専門性とマネジメントに基づき、労働衛生管理の質の向上を図るとともに、組織と個人の幸福を追求し続けられる環境づくりを推進し、社会のニーズに応える労働衛生管理領域の開発と発展を図ることにより、組織と個人の安全と安心に寄与することを目的としています。

事業内容

労働衛生管理の質の向上
  • 人材、業務、予算の マネジメント 習得
  • 衛生管理者を人事部門に選任
  • 多様化する働き方と心身の健康
  • 産業医と衛生管理者の連携実務
  • ストレスが影響する生産性と職場改善
  • 化学物質管理の専門性とマネジメント
  • 衛生管理者の地位向上、役割明確
人材の教育と研修の提供
  • 衛生管理者スキルアップ(法定)
  • 衛生管理者「」開講
    ※エキスパートから5級までランク別
  • 労務、労働衛生のタイムリーな研修(※1)
職業倫理の向上
  • 法令や倫理に関する 講演会 開催
    (弁護士等)
衛生管理者制度の研究と提言
  • 衛生管理者の地位向上、事業範囲拡大
  • 管理者としての職務権限 拡大 と付与
  • 選任から専任へ。安全衛生組織の設置義務
  • ストレス対応の公認心理師に衛生管理者資格付与
労働衛生関連スタッフ支援
  • 働き方と健康を密接に連携。産業医・人事部門に経営学等の多面的視点から支援
  • 公認心理師 を常用雇用し、衛生管理者等と連携し、ストレスやメンタルを積極的に解決
衛生管理者等の就職支援
  • 企業に衛生管理者雇用を促進し、斡旋する
学術研究の振興
  • 組織と人材管理に必要な、人事労務分野・経営学分野・心理学分野・行動科学分野等と労働衛生分野を合体し、総合的管理 を検討
トータルリラクゼーションサロン
  • 心と体のやすらぎをコンセプトに、心理カウンセリングとボディケアのトータルリラクゼーションを提供
(※1) 化学物質リスクアセスメント/労働基準法、労働安全衛生法運用/健康経営の本来の意義と目的、効果/過重労働、在宅勤務の就業実態/ストレスチェック結果で攻めの労務/職場巡視の着眼点と問題意識、対策/健康診断結果と病者・高齢者配慮/安全衛生委員会の活性化と運用実務 など